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日立システムズ SHIELD Security Research Center

2014年12月10日初版公開

1. マイクロソフト2014年12月のアップデート情報

マイクロソフトより定例アップデート情報がリリースされています。

1.1. 2014 年 12 月のセキュリティ情報

ニュースリリース 2014 年 12 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/MS14-DEC

本情報でリリースされたセキュリティ情報

  • 深刻度: 「緊急」3件
  • 深刻度: 「重要」4件
  • 深刻度: 「警告」0件

計7件

Microsoft Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用することをお勧め致します。


2. 深刻度「緊急」のセキュリティ情報

2.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-080 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-080 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-080
関連情報 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3008923)
CVE-2014-6327,CVE-2014-6328,CVE-2014-6329,CVE-2014-6330,CVE-2014-6363,CVE-2014-6365,CVE-2014-6366,CVE-2014-6368,CVE-2014-6369,CVE-2014-6373,CVE-2014-6374,CVE-2014-6375,CVE-2014-6376,CVE-2014-8966
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6369)
最新のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6327,CVE-2014-6329,CVE-2014-6368,CVE-2014-6376)
悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2014-6328,CVE-2014-6363,CVE-2014-6365,CVE-2014-6374)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6330,CVE-2014-6366,CVE-2014-6373,CVE-2014-6375,CVE-2014-8966)

2.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-081 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-081 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-081
関連情報 Microsoft Word および Microsoft Office Web Apps の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3017301)
CVE-2014-6356,CVE-2014-6357
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6357)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6356)

2.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-084 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-084 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-084
関連情報 VBScript スクリプト エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3016711)
CVE-2014-6363
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2014-6363)

3. 深刻度「重要」のセキュリティ情報

3.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-075 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-075 - 重要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/MS14-075
関連情報 Microsoft Exchange Server の脆弱性により、特権が昇格される (3009712)
CVE-2014-6319,CVE-2014-6325,CVE-2014-6326,CVE-2014-6336
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2014-6325,CVE-2014-6326)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2014-6319,CVE-2014-6336)

3.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-082 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-082 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-082
関連情報 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3017349)
CVE-2014-6364
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6364)

3.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-083 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-083 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-083
関連情報 Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3017347)
CVE-2014-6360,CVE-2014-6361
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-6361)
悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2014-6360)

3.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-085 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-085 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-085
関連情報 Microsoft Graphics コンポーネントの脆弱性により、情報漏えいが起こる (3013126)
CVE-2014-6355
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2014-6355)



4. 深刻度「警告」のセキュリティ情報

今回はありません。

5. 深刻度の定義とは

深刻度評価システム(マイクロソフト)2012 年 5 月 改定版
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/gg309177.aspx

  • * 各会社名、団体名、商品名は各社、各団体の商品名称、または登録商標です。

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