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日立システムズ SHIELD Security Research Center

2014年2月17日初版公開

1. マイクロソフト2014年2月のアップデート情報

マイクロソフトより定例アップデート情報がリリースされています。

1.1. 2014 年 2 月のセキュリティ情報

ニュースリリース 2014 年 2 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-feb

本情報でリリースされたセキュリティ情報

  • 深刻度: 「緊急」4件
  • 深刻度: 「重要」3件
  • 深刻度: 「警告」0件

計7件

Microsoft Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用することをお勧め致します。


2. 深刻度「緊急」のセキュリティ情報

2.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-010 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-010 - 緊急
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-010
関連情報 Internet Explorer 用の累積セキュリティ更新プログラム (2909921)
CVE-2014-0267, CVE-2014-0268, CVE-2014-0269, CVE-2014-0270, CVE-2014-0271, CVE-2014-0272, CVE-2014-0273, CVE-2014-0274, CVE-2014-0275, CVE-2014-0276, CVE-2014-0277, CVE-2014-0278, CVE-2014-0279, CVE-2014-0280, CVE-2014-0281, CVE-2014-0283, CVE-2014-0284, CVE-2014-0285, CVE-2014-0286, CVE-2014-0287, CVE-2014-0288, CVE-2014-0289, CVE-2014-0290, CVE-2014-0293
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0270, CVE-2014-0271, CVE-2014-0274, CVE-2014-0275, CVE-2014-0281, CVE-2014-0285, CVE-2014-0286, CVE-2014-0287, CVE-2014-0288)
最新のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0267, CVE-2014-0289, CVE-2014-0290)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0269, CVE-2014-0272, CVE-2014-0273, CVE-2014-0276, CVE-2014-0277, CVE-2014-0278, CVE-2014-0279, CVE-2014-0280, CVE-2014-0283, CVE-2014-0284)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2014-0268, CVE-2014-0293)

2.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-011 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-011 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-011
関連情報 VBScript スクリプト エンジンの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2928390)
CVE-2014-0271
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0271)

2.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-007 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-007 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-007
関連情報 Direct2D の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2912390)
CVE-2014-0263
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0263)

2.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-008 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-008 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-008
関連情報 Microsoft Forefront Protection for Exchange の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2927022)
CVE-2014-0294
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0294)

3. 深刻度「重要」のセキュリティ情報

3.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-009 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-009 - 重要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-009
関連情報 .NET Framework の脆弱性により、特権が昇格される (2916607)
CVE-2014-0253, CVE-2014-0257, CVE-2014-0295
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2014-0257)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2014-0253)

3.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-005 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-005 - 重要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-005
関連情報 Microsoft XML コア サービスの脆弱性により、情報漏えいが起こる (2916036)
CVE-2014-0266
コードの有無 悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2014-0266)

3.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-006 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-006 - 重要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms14-006
関連情報 IPv6 の脆弱性により、サービス拒否が起こる (2904659)
CVE-2014-0254
コードの有無 悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2014-0254)

4. 深刻度「警告」のセキュリティ情報

今回はありません。

5. 深刻度の定義とは

深刻度評価システム(マイクロソフト)2012 年 5 月 改定版
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/gg309177.aspx

  • * 各会社名、団体名、商品名は各社、各団体の商品名称、または登録商標です。

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