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日立システムズ SHIELD Security Research Center

2013年10月9日初版公開

1. マイクロソフト2013年10月のアップデート情報

マイクロソフトより定例アップデート情報がリリースされています。

1.1. 2013 年 10 月のセキュリティ情報

ニュースリリース 2013 年 10 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-oct

本情報でリリースされたセキュリティ情報

  • 深刻度: 「緊急」4件
  • 深刻度: 「重要」4件
  • 深刻度: 「警告」0件

計8件

Microsoft Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用することをお勧め致します。


2. 深刻度「緊急」のセキュリティ情報

2.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-080 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-080 - 緊急
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-080
関連情報 Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2879017)
CVE-2013-3871, CVE-2013-3872, CVE-2013-3873, CVE-2013-3874, CVE-2013-3875, CVE-2013-3882, CVE-2013-3885, CVE-2013-3886, CVE-2013-3893, CVE-2013-3897
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3871, CVE-2013-3872, CVE-2013-3873, CVE-2013-3874, CVE-2013-3875, CVE-2013-3882, CVE-2013-3885, CVE-2013-3886)
継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3893, CVE-2013-3897)

2.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-081 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-081 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-081
関連情報 Windows カーネルモードドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2870008)
CVE-2013-3128, CVE-2013-3200, CVE-2013-3879, CVE-2013-3880, CVE-2013-3881, CVE-2013-3888, CVE-2013-3894
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3128, CVE-2013-3200, CVE-2013-3880, CVE-2013-3881)
悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2013-3879, CVE-2013-3888, CVE-2013-3894)

2.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-082 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-082 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-082
関連情報 .NET Frameworkの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2878890)
CVE-2013-3128, CVE-2013-3860, CVE-2013-3861
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2013-3128)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3860, CVE-2013-3861)

2.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-083 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-083 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-083
関連情報 Windowsコモンコントロールライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2864058)
CVE-2013-3195
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3195)

3. 深刻度「重要」のセキュリティ情報

3.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-084 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-084 - 重要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-084
関連情報 Microsoft SharePoint Serverの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2885089)
CVE-2013-3889, CVE-2013-3895
コードの有無 最新のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3889)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3895)

3.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-085 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-085 - 重要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-085
関連情報 Microsoft Excelの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2885080)
CVE-2013-3889, CVE-2013-3890
コードの有無 最新のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3889)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3890)

3.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-086 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-086 - 重要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-086
関連情報 Microsoft Wordの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2885084)
CVE-2013-3891, CVE-2013-3892
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3891)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3892)

3.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-087 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-087 - 重要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-087
関連情報 Silverlightの脆弱性により、情報漏えいが起こる (2890788)
CVE-2013-3896
コードの有無 悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3896)

4. 深刻度「警告」のセキュリティ情報

今回はありません。

5. 深刻度の定義とは

深刻度評価システム(マイクロソフト)2012 年 5 月 改定版
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/gg309177.aspx

  • * 各会社名、団体名、商品名は各社、各団体の商品名称、または登録商標です。

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