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日立システムズ SHIELD Security Research Center

2013年7月10日初版公開

1. マイクロソフト2013年7月のアップデート情報

マイクロソフトより定例アップデート情報がリリースされています。

1.1. 2013 年 7 月のセキュリティ情報

ニュースリリース 2013 年 7 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-jul

本情報でリリースされたセキュリティ情報

  • 深刻度: 「緊急」6件
  • 深刻度: 「重要」1件
  • 深刻度: 「警告」0件

計7件

Microsoft Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用することをお勧め致します。


2. 深刻度「緊急」のセキュリティ情報

2.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-052 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-052 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-052
関連情報 .NET Framework および Silverlight の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2861561)
CVE-2013-3129, CVE-2013-3131, CVE-2013-3132, CVE-2013-3133, CVE-2013-3134, CVE-2013-3171, CVE-2013-3178
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3129, CVE-2013-3178)
悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2013-3131, CVE-2013-3134)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3132, CVE-2013-3133)

2.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-053 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-053 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-053
関連情報 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2850851)
CVE-2013-1300, CVE-2013-1340, CVE-2013-1345, CVE-2013-3129, CVE-2013-3167, CVE-2013-3173, CVE-2013-3660
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-1300, CVE-2013-3129, CVE-2013-3173)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-1340, CVE-2013-1345, CVE-2013-3167)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3660)

2.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-054 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-054 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-054
関連情報 GDI+ の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2848295)
CVE-2013-3129
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3129)

2.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-055 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-055 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-055
関連情報 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2846071)
CVE-2013-3115, CVE-2013-3143, CVE-2013-3144, CVE-2013-3145, CVE-2013-3146, CVE-2013-3147, CVE-2013-3148, CVE-2013-3149, CVE-2013-3150, CVE-2013-3151, CVE-2013-3152, CVE-2013-3153, CVE-2013-3161, CVE-2013-3162, CVE-2013-3163, CVE-2013-3164, CVE-2013-3166
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3115, CVE-2013-3143, CVE-2013-3144)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3145, CVE-2013-3147, CVE-2013-3149, CVE-2013-3150, CVE-2013-3164, CVE-2013-3148, CVE-2013-3153, CVE-2013-3161, CVE-2013-3162, CVE-2013-3163, CVE-2013-3151)
最新のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3146, CVE-2013-3152)
悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2013-3166)

2.5. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-056 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-056 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-056
関連情報 Microsoft DirectShow の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2845187)
CVE-2013-3174
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3174)


2.6. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-057 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-057 - 緊急
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-057
関連情報 Windows Media フォーマット ランタイムの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2847883)
CVE-2013-3127
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2013-3127)

3. 深刻度「重要」のセキュリティ情報

3.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-058 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-058 - 重要
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-058
関連情報 Windows Defender の脆弱性により、特権が昇格される (2847927)
CVE-2013-3154
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2013-3154)

4. 深刻度「警告」のセキュリティ情報

今回はありません。

5. 深刻度の定義とは

深刻度評価システム(マイクロソフト)2002 年 11 月 19 日改定版
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/rating.mspx#EBB

  • * 各会社名、団体名、商品名は各社、各団体の商品名称、または登録商標です。

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