2013年5月20日初版公開
5月16日、警察庁は、同庁警備局警備企画課にサイバー攻撃分析センターを設置した。同センターは、同課のサイバー攻撃対策官をトップに、約20名の要員を配置する。同センターは、全国の警察の司令塔として、サイバー攻撃に関する情報の収集は、分析、捜査の指導・調整を行う。
4月に13都道府県警にサイバー攻撃特別捜査隊設置され、約140名の捜査員を擁しているが、同センターは、同捜査隊から情報を集約し、情報通信部門とも連携して、マルウェアやコンピュータウイルスの分析を行う。
また、サイバー攻撃に関する専門的知識・技能を持つ警察職員やサイバー攻撃特別捜査隊員を都道府県の枠を超えて、広域的に運用する予定である。
警察庁は、官民連携の強化も図る。重要インフラ事業者、先端技術を有する事業者及びセキュリティ関係事業者と協力し、情報共有枠組みを拡大していくという。
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