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Hitachi

日立システムズ SHIELD Security Research Center

2012年12月25日初版公開

制御システムに対するサイバー攻撃の増加に伴い、2010年頃より、海外ユーザーより、制御システムの輸出時にセキュリティ評価・認証が求められるようになってきた。2011年の経済産業省の調査によると、51パーセントの日本の制御システムベンダがセキュリティ評価・認証を求められている。しかし、日本には、制御システムのセキュリティを検証する施設も、評価・認証機関もなかった。そのため、制御システムのセキュリティ検証施設を整備し、制御システムに模擬サイバー攻撃を行い、堅牢性の検証とインシデント影響の評価を行えるようにするため、平成23年度新規産業技術開発補助金に採択された技術研究組合制御システムセキュリティセンター(CSSC)が中心となり、みやぎ復興パークにテストベッドを平成24年度中に構築予定である。

本事業は、IT関連の研究開発の推進と東北地方の復興を目的としている。みやぎ復興パークは、2012年12月20日に開所式を行った。ソニーから遊休工場棟の提供を受けた。トヨタ自動車東日本や東北大学など21団体が入居しているが、現在、入居率は41パーセントであり、引き続き入居を募集しているという。

10月1日現在、CSSCの組合員は、アズビル株式会社、オムロン株式会社、エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ株式会社、独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人情報処理推進機構、株式会社東芝、株式会社トヨタIT開発センター、株式会社日立製作所、富士電機株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社三菱総合研究所、森ビル株式会社、横河電機株式会社の全13社となっている。


参考情報:



  • * 各会社名、団体名、商品名は各社、各団体の商品名称、または登録商標です。

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