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日立システムズ SHIELD Security Research Center

2012年7月5日初版公開

東京電力の福島第一原発事故を検証する国会の「事故調査委員会」のホームページが7月4日夜、一時的に閲覧しにくい状態になった。 サーバーを管理するGMOインターネット(東京都渋谷区)は、海外からのサイバー攻撃の可能性があると見ている。

7月4日午後3時頃、同社のサーバーに海外から大量のアクセスがあり、つながりにくい状態になった。 ホームページの表示や電子メールの利用ができなくなったり、不安定になったという。午後11時50分頃、不審なアクセスを遮断し、復旧した。 データを改ざんされるなどの被害はなかった。

国会事故調は委員会の様子をインターネットで生中継するなど情報発信に力を入れている。 7月5日には、福島での事故の経過や原因についての報告書を公表し、黒川清委員長らの記者会見も中継する予定になっている。

参考情報:
2012年7月5日付共同通信「国会事故調サイトに一時障害 海外からサイバー攻撃か」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0405H_U2A700C1CR8000/
2012年7月5日付読売新聞「国会事故調査HP、海外からサイバー攻撃か」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120705-OYT1T00662.htm

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