2010年11月16日初版公開

ビックカメラドットコムの ID 不正利用について

　ビックカメラの報道発表および各社記事によると、株式会社ビックカメラは 2010 年 11 月 13 日にビックカメラドットコムにおいて、 ネットショップ会員の ID とパスワードの不正使用が発覚し、当日 13 日 24 時にサイトを閉鎖した。詳しい事実関係については、 警察、行政機関に届出をし、捜査中であるとしている。

　現時点で判明している影響範囲として、会員約 150 万人のうち 120 人分の ID やパスワードが流出し、20 人の約数十万円分のポイントが不正に利用されている。

　不正利用された会員へのポイントの戻入れは完了しているため、現時点でこの事件による会員への直接的な損失は無いと 思われるが、ビックカメラには、信用はもちろん、ネットショップ閉鎖期間が長引けば売上に大きく影響することを忘れてはならない。

関連リンク

• インターネットショッピングサイトでのネットショップ会員のＩＤ、パスワードの不正使用について (報道発表)
• ビックカメラの通販サイトでＩＤなどの不正使用が発覚 （産経新聞）

　以前より Web サイトのセキュリティ対策の重要性が問われておりますが、インターネットを介したサイバー犯罪は年々巧妙化して
いるため、十分な対策が行われているかどうか定期的に見直すことが必要です。
　弊社がご提供させていただいているセキュリティソリューション「SHIELD」の、診断サービスや WAF（Web Application Firewall）を
是非ご検討ください。
http://www.hitachijoho.com/solution/shield/index.html

2010年11月16日更新
初版

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