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日立システムズ SHIELD Security Research Center

2015年4月15日初版公開

1. マイクロソフト2015年4月のアップデート情報

マイクロソフトより定例アップデート情報がリリースされています。

1.1. 2015 年 4 月のセキュリティ情報

ニュースリリース 2015 年 4 月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/MS15-APR

本情報でリリースされたセキュリティ情報

  • 深刻度: 「緊急」4件
  • 深刻度: 「重要」7件
  • 深刻度: 「警告」0件

計11件

Microsoft Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用することをお勧め致します。


2. 深刻度「緊急」のセキュリティ情報

2.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-032 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-032 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-032
関連情報 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3038314)
CVE-2015-1652,CVE-2015-1657,CVE-2015-1659,CVE-2015-1660,CVE-2015-1661,CVE-2015-1662,CVE-2015-1665,CVE-2015-1666,CVE-2015-1667,CVE-2015-1668
コードの有無 継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-1652,CVE-2015-1657,CVE-2015-1666,CVE-2015-1667,CVE-2015-1668)
最新のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-1659,CVE-2015-1662,CVE-2015-1665)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-1660)
悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1661)

2.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-033 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-033 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-033
関連情報 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3048019)
CVE-2015-1639,CVE-2015-1641,CVE-2015-1649,CVE-2015-1650,CVE-2015-1651
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1639)
継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-1650)
悪用コードが作成・実行されています。 (CVE-2015-1641)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-1649,CVE-2015-1651)

2.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-034 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-034 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-034
関連情報 HTTP.sys の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3042553)
CVE-2015-1635
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1635)

2.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-035 - 緊急

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-035 - 緊急
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-035
関連情報 Microsoft Graphics コンポーネントの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3046306)
CVE-2015-1645
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1645)

3. 深刻度「重要」のセキュリティ情報

3.1. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-036 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-036 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-036
関連情報 Microsoft SharePoint Server の脆弱性により、特権が昇格される (3052044)
CVE-2015-1640,CVE-2015-1653
コードの有無 悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2015-1640)
過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-1653)

3.2. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-037 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-037 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-037
関連情報 Windows タスク スケジューラの脆弱性により、特権が昇格される (3046269)
CVE-2015-0098
コードの有無 過去のバージョンにおいて、継続的に悪用コードが作成・実行される可能性があります (CVE-2015-0098)

3.3. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-038 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-038 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-038
関連情報 Microsoft Windows の脆弱性により、特権が昇格される (3049576)
CVE-2015-1643,CVE-2015-1644
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1643,CVE-2015-1644)

3.4. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-039 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-039 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-039
関連情報 XML コア サービスの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (3046482)
CVE-2015-1646
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1646)

3.5. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-040 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-040 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-040
関連情報 Active Directory フェデレーション サービスの脆弱性により、情報漏えいが起こる (3045711)
CVE-2015-1638
コードの有無 悪用コードが作成・実行される可能性は低いです (CVE-2015-1638)

3.6. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-041 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-041 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-041
関連情報 .NET Framework の脆弱性により、情報漏えいが起こる (3048010)
CVE-2015-1648
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1648)

3.7. マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-042 - 重要

ニュースリリース マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-042 - 重要
https://technet.microsoft.com/library/security/MS15-042
関連情報 Windows Hyper-V の脆弱性により、サービス拒否が起こる (3047234)
CVE-2015-1647
コードの有無 悪用コードが作成される可能性はあるが、実害が及ぶ可能性は低いです (CVE-2015-1647)



4. 深刻度「警告」のセキュリティ情報

今回はありません。

5. 深刻度の定義とは

深刻度評価システム(マイクロソフト)2012 年 5 月 改定版
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/gg309177.aspx

  • * 各会社名、団体名、商品名は各社、各団体の商品名称、または登録商標です。

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