2015年6月9日初版公開

2015/6/3-6/4[米国時間]、ハワイ大学が主催するサイバーセキュリティ演習「Po'oihe Cyber Security Exercise」が開催されました。^{(脚注:1)(脚注:2)}

演習は、重要インフラシステムを模倣した仮想環境内で攻撃チーム「Red Team」と防御チーム「Blue Team」に分かれて攻防を行う内容となっていました。「Blue Team」は、「Red Team」が行う脆弱性を突いたWebサイトの改ざんや不正ログインなどの攻撃から防御および復旧を行いながら、重要インフラサービスを維持していくことがミッションとされていました。今回の演習では重要インフラサービスとしてエネルギーセクタに焦点をあてたシナリオとなっていました。

参加者は、グアム、カリフォルニア国家警備隊、ハワイ州兵、陸軍、海軍、現役空軍、FBI、州、市や郡、ハワイの電力会社、産業界、学界（UH教員から人員や設備を含め、何人かの高校生を含むスタッフと学生）に加え、日本からは日立システムズが参加しました。 また、2日間の演習は、ハワイ大学マノア校で行われ、170以上もの参加者がおり、シナリオの設計と実行計画および設計に50人以上のボランティアが参加しました。

スポンサーは以下の通り。

• U.S. Northern Command
• National Guard Bureau and Hawaii Emergency Management Agency (HI-EMA)

参考情報:

1. Po‘oihe 2015 Cyber Security Exercise
   http://www.hawaii.edu/cyberrange/
2. Hawaii National Guard and University of Hawaii host the 3rd Annual Po’oihe Cyber Security Exercise
   https://www.dvidshub.net/news/165691/hawaii-national-guard-and-university-hawaii-host-3rd-annual-pooihe-cyber-security-exercise